【女子アジア・クラブ選手権決勝 三菱重工浦和2―1仁川 ( 2024年5月10日 浦和駒場 )】
三菱重工浦和が仁川を2―1で下し、アジアの頂点に立った。前半13分に先制を許したが、同22分に日本代表MF清家貴子が同点ゴール。浮き球のパスに抜け出し、右足でニアを打ち抜いた。4分後にはFW島田芽依が右CKからヘディングシュートを決めて勝ち越し。後半は追加点こそ奪えなかったが、安定した試合運びで韓国リーグ11連覇中の難敵から逃げ切った。
今大会は10月に新設される女子ACLのプレ大会の位置付け。3月に一度は中止が発表されるドタバタ劇があったものの、「浦和レッズというクラブにいる限り本気で獲りに行きたい」と清家が熱望したタイトルだった。ACL3度優勝の男子に続き、「URAWA」の名をアジアにとどろかせた。