新潟・小見 今月の公式戦4戦3発 16日にアウェー鹿島戦でも勢い止めない

2024年06月16日 04:00

サッカー

新潟・小見 今月の公式戦4戦3発 16日にアウェー鹿島戦でも勢い止めない
好調を維持する小見 Photo By スポニチ
 J1新潟はきょう16日、アウェーで鹿島と対戦する。6月に入り、公式戦4試合で3得点とFW小見洋太(21)が調子を上げている。ゴール前での落ち着きぶりが身につき、鹿島戦でも冷静沈着にゴールを狙う。
 まさに“ケチャドバ”状態だ。1日の前節町田戦で今季初ゴールを挙げた小見は5日のルヴァン杯長崎戦、12日の天皇杯北九州戦でもネットを揺らした。「(町田戦で)1点取れたのがメンタル的にすごく大きい。いい状態でプレーを続けられている実感がある。勢いに乗っていきたい」と充実感を漂わせる。

 昨季は「(伊藤)涼太郎君がチャンスをつくってくれて、最後いいところに入っていけていた」という。移籍後は自分で打開しようと試行錯誤。今季も個人で仕掛けて好機を得ていたがものにできずにいると、メンタル的に落ち込んでプレーに迷いが出ていた。

 でも今は違う。「ゴールに向かうところが自分の一番の強み」と再認識し、サイドハーフでも2トップの一角でもゴールから逆算してのプレーを継続していることで、連続得点につながっている。

 「調子がいいと、続けて試合が来てくれれば勢いに乗りやすい」と中3日での連戦を歓迎。普段こなしている自主練習にもあまり時間を取れないが、「今の感触的には確認だけで十分」と自信たっぷりだ。チームが鹿島からリーグ戦で勝利を飾ったのは、2014年4月が最後。今、最も波に乗る男が10年ぶりの白星をもたらす。(西巻 賢介)

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