岡崎慎司の引退会見 鈴木彩艶がゲストで登場「サッカーに対する姿勢など目で見て感じる部分あった」

2024年06月17日 16:22

サッカー

岡崎慎司の引退会見 鈴木彩艶がゲストで登場「サッカーに対する姿勢など目で見て感じる部分あった」
<岡崎慎司 現役引退会見>鈴木から花束を受け取る岡崎(左)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 サッカーの元日本代表で今季限りでの現役引退を表明したベルギー1部シントトロイデンのFW岡崎慎司(38)が17日、東京都内で会見した。日本代表GK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)がゲストで登場し、花束を渡した。
 鈴木彩は「岡崎さんとは1年間しかプレーしていないですけど、サッカーに対する姿勢など、若い選手は目で見て感じる部分があったかなと感じています。岡崎さんが達成してきた記録、皆さんに残ってる記憶はまだまだ高いところですけど、ポジションは違いますけど、僕も追い続けて、いつか岡崎さんに自慢できるように頑張っていきたいなと思います。現役生活お疲れさまでした」とねぎらい、花束を渡した。

 「負けたくないですね、まだまだ」と岡崎。「(鈴木彩の)これからのキャリアは長い。それを見て自分も刺激をもらいたいし、その先の人生、こういう人生があるんだって思ってもらえるような活躍できるように、お互い頑張っていきたい。特に日本代表としてみんなから応援してもらえるようなプレをしてほしい」とエールを送った。

 代名詞のダイビングヘッドと泥くさいプレーで抜群の得点感覚と決定力を発揮し、日本代表で歴代3位の50得点を記録したストライカー。05年の清水加入時はFWが8人いた中で8番手の評価だったというが、攻守に努力を惜しまないプレースタイルで日本代表まで駆け上がった。

 W杯には10年・南アフリカ大会から3大会連続で出場。11年1月のシュツットガルト移籍からマインツを経て15年夏にはレスターに加入した。1年目に世界最高峰のイングランド・プレミアリーグで36試合5得点を記録してクラブ創設132年目で奇跡的な優勝を果たした“ミラクル・レスター”の一員として名前を残した。

 今後は欧州で指導者として後進の育成にあたる。14年にはかつて所属したドイツのマインツに自ら「バサラマインツ」(現6部)を創設。「バサラ兵庫」(関西1部)とともに育成型クラブとして運営に携わってきた。

 シントトロイデンで現役最後の出場となった5月17日の今季ホーム最終戦後にはベルギーの地元メディアに「欧州でコーチになりたい。選手時代よりも優れた指導者になるだろう。いつか監督としてシントトロイデンに戻るかも。そうなれば素晴らしい」と夢を語っていた。指導者としても泥くさく道を切り開き、ステップアップを図っていく。

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