京都DF宮本優太「相手FW陣に対して僕らがどれだけ優位性を持てるか」残留争う鳥栖との一戦に闘志
2024年06月20日 15:30
サッカー
1メートル70で本職はサイドバック。だが直近3試合は4バックのセンターバック(CB)を務める。そして3試合計2失点と安定感をもたらし、チームも1勝2分けと浮上のきっかけをつかみつつある。
参考にしているのは元アルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノだ。身長は宮本とほぼ同じで、バルセロナ時代(2010~2018年)には主にCBでプレー。予測とポジショニングを生かしたボール奪取能力で一時代を築いた。宮本自身も「相手は大きくて強い選手が多いので、そこではなく、違う部分で勝負しようと色々と考えながらプレーできている」と自信を深めてきている。
昨年所属した浦和での経験も大きい。試合に絡めず、紅白戦では「人数合わせみたいな形でCBをやることがあった」。だがFWホセ・カンテらと対峙したことが「ここにきて活きている」と笑う。人間万事塞翁が馬だ。
鳥栖に勝てば今季初の2連勝で、J1残留圏に浮上する可能性もある。マルセロ・ヒアンをストップし、チームをさらに上昇気流に乗せる。