横浜・キューウェル監督、試合後ブーイングに胸中語る「どうなのかなと思う。こういう時こそ団結して」

2024年06月29日 23:01

サッカー

横浜・キューウェル監督、試合後ブーイングに胸中語る「どうなのかなと思う。こういう時こそ団結して」
キューウェル監督 Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第21節   横浜1―2東京V ( 2024年6月29日    日産スタジアム )】 横浜F・マリノスは東京Vに1―2で敗れ、連敗を喫した。16年ぶりにホームで迎えた伝統の一戦を白星で飾ることができず。12位に沈むチームへ、試合後にはファンとサポーターからブーイングがあり、ハリー・キューウェル監督(45)は厳しい表情で胸中を語った。
 横浜は開幕節で逆転勝ちした相手に敗れ、連敗を喫した。前半12分にCKから先制を許すと、同22分にはオウンゴールで連続失点。前半終了間際にFW宮市が今季2得点目を挙げて1点差に迫り、後半は何度も好機をつくったが、ネットを揺らすことはできなかった。

 開幕節で東京Vに勝利するも、以降は低迷が続く。試合後にはスタンドからのブーイングが鳴り響いた。

 キューウェル監督は「(ファンやサポーターの)悔しさはもちろん分かる。ハードワークしなかった部分で結果が出なければ、あれだけのブーイングは理解できる」と受け止めたうえで「選手たちが全てを出し切った結果で、このようになった時にブーイングはどうなのかなと思う」と語り、こう続けた。

 「ここで離れるのではなく、こういう時こそ一致団結して、みんなで勝ちにいく。選手たちが全てを出し切ったうえでの結果だった。前半はうまくいかなかった部分があった中でも、後半は完全にうちの試合だった。もちろん、自分たちも見せないといけない部分はあるが、みんなで一丸となってやっていきたい」

 苦しいチーム状況だが、シーズンは続いていく。指揮官は「次に向かっていきたい」と静かに話し、視線を前に向けた。

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