パリ五輪代表MF平河“町田から世界へ”V弾アシスト!イングランド2部移籍前に最高の置き土産

2024年07月07日 05:00

サッカー

パリ五輪代表MF平河“町田から世界へ”V弾アシスト!イングランド2部移籍前に最高の置き土産
<町田・名古屋>サポーターの前でチームメイトに胴上げをされる平河(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【明治安田J1第22節   町田1―0名古屋 ( 2024年7月6日    Gスタ )】 明治安田J1リーグは8試合が行われ、首位の町田は名古屋に1―0で勝利した。パリ五輪代表のMF平河悠(23)が前半30分、MF下田北斗(32)の決勝ゴールをアシストした。この一戦を最後にイングランド2部ブリストル・シティーへの移籍準備のためチーム離脱が決定し、最高の置き土産となった。柏はパリ五輪代表FW細谷真大(22)が決勝弾の起点となり、FC東京を3―2で退けた。
 パリ五輪代表の平河が惜別の決勝アシストを決めた。前半30分、下田が頭ではね返したボールをペナルティーエリア内で拾い、相手を引きつけてから落ち着いて下田にリターン。チーム最多の5アシスト目で勝利を引き寄せた。終了間際に交代し「やり切ったじゃないけど後悔もなかった」。晴れやかにピッチを後にした。

 今夏、いよいよ世界に羽ばたく。初昇格の町田が首位を走る原動力となる活躍で、イングランド2部ブリストルCから期限付き移籍オファーが届き、自身初の海外挑戦を決断した。この日、海外移籍準備のため試合後にチームを離脱することが発表された。アシストは最高の置き土産となった。

 「“町田から世界へ”と言われてその1人目になりたいと思っていたし、自分の最終目標のためにこの判断が正しいと思った。(最終目標は)かなえてから言います」。胴上げで背番号と同じ7回、宙を舞い、チームメートには「優勝してほしいと伝えた」と思いを託した。

 試合後にはFW藤尾とともに五輪壮行会に臨んだ。「チームとしても個人としても結果にこだわり頑張ってきます」と決意表明。今度は世界が注目するパリの地で、恩返しの一撃を決める。

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