札幌がポルトガル2部から獲得のガーナ人MFカンが合流 J1最下位チーム加入も「助けるために来た」

2024年07月09日 13:36

サッカー

札幌がポルトガル2部から獲得のガーナ人MFカンが合流 J1最下位チーム加入も「助けるために来た」
ペトロヴィッチ監督と握手をするカン Photo By スポニチ
 コンサドーレ札幌がポルトガル2部マリティモから完全移籍で獲得したガーナ人MFフランシス・カン(26)が9日、チームに初合流した。
 札幌・宮の沢での全体練習には参加せずランニングのみで終了。8連敗中で最下位に沈むチームの救世主としての期待がかかる男は「コーチングスタッフや選手から温かいおもてなしを受けてうれしい。(J1残留という)チームの目標のために頑張りたい」と力強く話した。

 昨季マリティモでリーグ29試合に出場した背番号70は、1メートル62と上背はないが高い左足の技術とスピードが持ち味で、札幌では左右のウイングバックやシャドーの位置が適性となる。選手登録が順調にいけば最短で13日の神戸戦(札幌ドーム)から出場が可能だが、ポルトガルリーグが終わりバカンス期間に入っていたため、約3週間のブランクがある。

 最下位のチームに加入する決断については「チャレンジが好きなのでみんなを助けるためにここに来た」と理由を説明。すでに札幌の試合は映像で見ており「良い選手が集まっているしコーチングスタッフも経験があるので、このメンバーで絶対残留できる」と自信をのぞかせた。
 (青木 一平)

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