浦和MF伊藤敦樹ベルギー1部ヘント移籍 「ヨーロッパでサッカーをすることは本当に夢だった」 4年契約

2024年08月14日 21:14

サッカー

浦和MF伊藤敦樹ベルギー1部ヘント移籍 「ヨーロッパでサッカーをすることは本当に夢だった」 4年契約
伊藤敦樹 Photo By スポニチ
 ベルギー1部のヘントは14日、MF伊藤敦樹(26)が浦和から加入すると発表した。契約期間は4年で背番号は15に決まった。
 浦和の下部組織で育った伊藤は、流通経大を経て21年に加入した。同年2月の開幕戦・FC東京戦でデビューし、36試合1得点。22年は28試合4得点、23年は33試合2得点と積み重ね、Jリーグベストイレブンにも選出された。日本代表では23年6月に初招集され、エルサルバドル戦で初出場を果たした。9月のトルコ戦では初めてスタメンに名を連ね、代表初ゴールを挙げ、勝利に貢献した。

 今季は開幕から全試合で先発出場中。ここまで5得点4アシストをマークしている。酒井やDFアレクサンダー・ショルツ(31)、MF岩尾憲(36)らが退団し、7月から主将に就任。「しっかりチームをまとめて引っ張っていけるような存在になれれば」と語っていた。小学校訪問や埼玉県警川口署の一日署長を務めるなど、主将としての活動にも積極的に参加していた。

 伊藤は海外移籍を前提とした手続きと準備のため、今月チームを離脱していた。ヘントはベルギー杯などで優勝経験を持つ強豪。GKシュミット・ダニエル(32)、DF渡辺剛(27)、MF横田大祐(24)らが在籍している。

 伊藤はヘントを通じて「キャプテンとして心のこもったクラブを離れることは、これまでで最も難しい決断だった。でも、ヨーロッパでサッカーをすることは本当に夢だった。2026年のワールドカップには日本代表として出場したいと心から思っているし、そのために、この一歩がベストな選択。私の願いを叶えてくれた浦和に感謝していますし、今はヘントでの新たな冒険を楽しみにしています」とコメントした。

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