決戦地当日入りのFC東京は広島に2―3で屈するも 5戦ぶりゴールを含む意地の2発 

2024年08月31日 21:18

サッカー

決戦地当日入りのFC東京は広島に2―3で屈するも 5戦ぶりゴールを含む意地の2発 
FC東京・クラモフスキー監督 Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第29節   FC東京2ー3広島 ( 2024年8月31日    Eピース )】 FC東京は敵地で敗れはしたが、逆境の中で意地を見せた。
 チームは台風10号の影響を考慮し、試合2日前の29日に東京駅から新幹線で広島に向けて出発。だが静岡県内で運転見合わせとなり、車内で約7時間、缶詰状態を強いられた。30日にはバスでいったん東京に戻ったものの、その日は結局、練習はおろか体を動かすことができず、現地に入ったのも当日だった。

 その中で後半18分までに3点をリードされる苦しい展開。それでも後半34分に途中出場のFW小柏がチームとして5戦ぶりとなるゴールを決めると、試合終了間際には1点差までに詰め寄った。

 5戦ぶり勝利はならなかったが、クラモフスキー監督は「始めに結果を出すために取り組んでくれた選手を誇りに思う。今日は当日移動で、大きなチャレンジだった。チャレンジを乗り越えるには少し足りなかった。ただ終盤まで強く戦えたこと、選手たちの献身性、努力は誇りに思える」と試合を総括。

 「タフな時期、結果が出ずに悔しく思う。敗戦の後に笑顔になることはない。我々に取って大事なのは自分たちのパフォーマンス続けること。できたことの中で自分たちがどういうチームになってきているか分かったし、良くしていくための厳しいレッスンにもなった」と振り返った。

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