アーセナル指揮官 MFライス退場は「本当に驚き」 主審の判定に苦言「こんなにも一貫性がないとは…」

2024年09月01日 06:45

サッカー

アーセナル指揮官 MFライス退場は「本当に驚き」 主審の判定に苦言「こんなにも一貫性がないとは…」
<アーセナル・ブライトン>試合後、審判団と話すアーセナルのアルテタ監督(中央奥)(ロイター)
 【プレミアリーグ第3節   アーセナル1―1ブライトン ( 2024年8月31日 )】 日本代表DF冨安健洋(25)が所属するアーセナルは本拠でのブライトン戦で1―1のドロー。ミケル・アルテタ監督(42)は試合後、後半4分にイングランド代表MFデクラン・ライス(25)が2枚目のイエローカードを受け退場処分になった判定について苦言を呈した。
 2勝1分けの勝ち点7としたアルテタ監督は試合後「前半は本当に良いゴールを決めてくれました。ですが、後半に審判が試合の流れを変える判定を下しました。10人となっても信じられないほどうまく機能していただけに私たちが勝つべき試合でした」とコメント。開幕3連勝を逃したことを悔やんだ。

 後半4分、MFライスが2枚目のイエローカードを受け退場となった判定については「判定がこんなにも一貫性がないなんて、本当に驚きました。前半には2つの(同じような)出来事があったのに、何も起こらなかったので。その後、重要ではないエリアでボールがデクラン(の脚の後ろ)に当たった。デクランは振り返ったが、相手選手が近づいてくるのに気づかず、ボールに触れた」と言及。

 この場面についてMFライスと話しをしたか?と問われると「はい。彼は明らかにボールに背を向けていて、相手は特にカウンターを狙っていたわけでもなかったという話しをした」と返答。今シーズンからプレミアリーグではボールをピッチ外へ蹴り飛ばす行為についてイエローカードを受けることを認知していたものの、主審の判定が“公平性”を欠いたと不満げだった。

 なお、英BBC放送(電子版)は元審判員のマイク・ディーン氏がこの判定について「デクランにとっては残念なことに、(確かに)ボールを蹴り飛ばしてしまった。ボールを遠くに蹴ったわけではないが、シーズン前にはボールを遠くに蹴ったり、再開を遅らせたりすれば警告を受けると告げられていた。彼はすでにイエローカードを受けており、(主審は)退場させるしか選択肢はなかった」と説明したと報じた。

おすすめテーマ

サッカーの2024年09月01日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム