ルヴァン杯 名古屋延長前半3分に中山が勝ち越し弾 0-2から後半に追いつかれて延長突入も

2024年11月02日 15:32

サッカー

ルヴァン杯 名古屋延長前半3分に中山が勝ち越し弾 0-2から後半に追いつかれて延長突入も
<ルヴァン杯決勝 名古屋・新潟>前半42分、永井(中央)はゴールを決める(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【ルヴァン杯決勝   名古屋-新潟 ( 2024年11月2日    東京・国立競技場 )】 ルヴァン杯の決勝は2日に東京・国立競技場で行われ、3年ぶり2度目の頂点を狙う名古屋が初制覇を目指す新潟と対戦した。
 チケットは完売。会場の東京・国立競技場のスタンドは満員の大観衆で埋め尽くされ、最高の雰囲気の中で試合がキックオフした。

 雨の中、序盤から互いに積極的にゴールを狙った。新潟が押し気味に試合を進め、シュート数でも上回る中、先制点を決めたのは名古屋の35歳ベテランFW永井だった。

 前半31分、永井は相手GK阿部のパスミスを見逃さず、ダイレクトでシュート。ゴールネットを揺らすと、スタンドを真っ赤に染めた名古屋サポーターの歓喜を呼んだ。

 さらに同42分、永井が追加点。名古屋がパスワークで新潟守備陣を、最後は背番号18が右足で冷静の流し込み、前半をそのまま2-0で折り返した。

 1点を返されて迎えた後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。ペナルティーエリア内で途中出場のMF中山が相手FW小見を倒してしまい、VARの末にPK。これを決められ土壇場で同点に追いつかれて、延長戦に突入した。

 汚名返上の勝ち越し弾だった。延長前半3分、中山がクロスのこぼれ球を右足で流し込んだ。後半終了間際に同点弾につながるPKを与えていただけに、ガッツポーズで感情を爆発させた。

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