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桐生 世界最高峰のシリーズから異例招待!

2013年06月13日 06:00

陸上

桐生 世界最高峰のシリーズから異例招待!
ダイヤモンドリーグから招待を受けた桐生
 ワンダーボーイが世界デビューだ。日本陸連は12日、4月の織田記念国際の男子100メートルで日本歴代2位となる10秒01をマークした桐生祥秀(17=京都・洛南高)が、30日に英国バーミンガムで開催されるダイヤモンドリーグ(DL)第7戦に出場すると発表した。
 桐生にとって初の海外遠征で「17歳の僕にとって失うものは何もなく、失敗も含めて全てがかけがえのない経験。楽しみで今からワクワクしています」と日本陸連を通じてコメントした。

 DLは国際陸連が10年に新設した世界最高峰のシリーズ。男子100メートルの出場は11年上海大会の高平(10秒51、8位)以来で、高校生の出場は異例だ。織田記念国際後に主催者から招待のオファーがあり、桐生本人も快諾。招待大会のため渡航費、宿泊費は全額、主催者負担で優勝賞金は1万ドル(約97万円)だ。現時点で確定している海外勢は、03年世界選手権金メダルのコリンズ(セントクリストファー・ネビス)、9秒96の自己ベストを持つベイリーコール(ジャマイカ)。代表に決まっている8月の世界選手権(モスクワ)を前に、世界に衝撃を与える。

 ▽陸上ダイヤモンドリーグ 09年まで開催されていた国際陸連ゴールデンリーグに代わり、10年に新設された。5~9月に世界で14大会実施。今年は5月の上海大会女子400メートル障害に久保倉が出場している。各大会の優勝賞金は1万ドル(約97万円)。年間種目別王者には4万ドル(約388万円)に加え、ダイヤモンド入りのトロフィーが贈られる。

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