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大砂嵐 特派員協会で会見「横綱という夢を追っていく」

2014年02月12日 17:21

相撲

 大相撲でアフリカ大陸から初の力士となったエジプト出身の幕内大砂嵐が12日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、異国での挑戦について「日本は自分の夢をかなえさせてくれる国。絶対に諦めず、横綱という最終的な夢を追っていく」と熱く語った。
 大砂嵐は外国メディアを前に、少年時代から勉強したという英語で流ちょうに応答。イスラム教徒として場所中にも経験するラマダン(断食月)について「自分はスポーツマンだから、宗教と相撲を完全に分けている。水が飲めないのはつらいが、厳しい稽古だと前向きに捉えている」と独自の考えを披露した。

 師匠の大嶽親方(元十両大竜)と並んだ大砂嵐は、エジプトで初めて相撲を見た印象を「2頭の大きな象が押し合うと、やゆされていた。やりたくなかった」と苦笑したが、今ではすっかり変わった。「相撲は強い精神を必要とする素晴らしいスポーツ。私は朝昼晩、相撲のことばかり考えている」と述べ、大きな拍手を浴びた。

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