ガット職人も驚く錦織の繊細な感覚 決勝の試合中にも微調整
2014年09月10日 10:25
テニス
大会のオフィシャル・ストリンガー(ガット張り職人)を務める細谷理さん(44)は全米オープンに01年から参加し、錦織とはプロ転向の頃から付き合いがある。
ラケットはガットのテンション(張る強さ)によってボールの飛びが異なる。「普通の選手は1ポンド刻みで、たまに0・5ポンド刻みの注文がある。錦織選手は0・5ポンドどころか0・2ポンドという時もある。それだけコートのギリギリを狙える感覚が本人にあるんでしょう」。ケガ明けだった今大会は練習日は縦糸53ポンド、横糸55ポンドで飛びやすくし、大会途中から縦糸57ポンド、横糸59ポンドで落ち着いた。
決勝では試合途中に0・5ポンドずつ上げるように注文を受けた。状況に応じて必要なテンションを感じ取る。そうした繊細な感覚も錦織の武器の一つだ。
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