割り切った表情の羽生「けがとか関係ない」

2014年11月29日 23:17

フィギュアスケート

フィギュアスケート GPシリーズ第6戦、NHK杯第2日・男子フリー
(11月29日 大阪・なみはやドーム)
 満足のいかない演技に終わった羽生は割り切った表情で話した。

 ――フリーを振り返り。

 「これが実力。(演技全ての)通し練習はできていなかった。あの(中国杯)後、スピン、ステップを入れて初めて通した。だが、スケート人生で十何年間も練習してきていること。こんなものなのかと思っている」

 ――精神的な影響か。

 「焦りが一番強い。跳べているからこそ、跳びにいき過ぎた感覚がある。この試合は悔しい思いばかりしている。滑れたからこそ、この反省を生かさないといけない」

 ――今大会で得たもの。

 「自分の弱さ。けがとか関係ない。前回(中国杯)は本当に痛かったが、あれでも(ジャンプを)回っている。できない何かが足りない。あまりにもいろんなこと、弱さが見え過ぎて、どこから手をつければいいか分からない」

 ――ファイナルに向け。

 「皆さんの応援のおかげで、ファイナルに出場できることになった。ファイナルまでの間、さらに良い演技ができるようにトレーニングをして、立て直していきたい」

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