美誠Wメダルへ自然体 アウェー洗礼も愛と同ブロックも堂々

2015年04月26日 05:30

卓球

美誠Wメダルへ自然体 アウェー洗礼も愛と同ブロックも堂々
開幕を前に調整する伊藤
 26日に中国・蘇州で開幕する卓球の世界選手権個人戦のシングルス上位16人の組み合わせ抽選が25日にあり、初出場の伊藤美誠(14=スターツ)は勝ち進めば4回戦で福原とぶつかるブロックに入った。
 堂々としたものだ。中学3年生が、トップ16人の中に交じってくじを引いた。抽選の結果も意に介していない。「どこに入っても強い相手なので、どこでもいいです」。3月にワールドツアーのシングルスで最年少優勝。実績通り自然体の振る舞いだった。

 現地に入った前日24日には“アウェーの洗礼”を浴びた。出場手続きですったもんだがあり、日本チームは1時間半もバスの中で待機をさせられた。大会側から連絡がなかったため、日本側が事前に経費900万円を払っていなかったのが理由。支払う意思を示しても、「意地悪をされているような」(女子・村上監督)感じで話が進まなかった。

 それでも伊藤は、想定外の足止めにもかかわらず「待たされることは海外ではよくあること」とまったく動じていない。14歳らしからぬ肝っ玉で、単複ともにメダルを狙っていく。

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