スキー8年ぶり5度目V 68年五輪男子アルペン代表らが奮闘
2015年11月17日 05:30
ゴルフ
![スキー8年ぶり5度目V 68年五輪男子アルペン代表らが奮闘](/sports/news/2015/11/17/jpeg/G20151117011524790_view.jpg)
58回目を迎えたオールスポーツマンゴルフが行われ、37団体(団体戦は35団体)、171人の新ペリア方式による熱戦が繰り広げられた。団体戦はスキーが8年ぶり5度目の優勝。個人戦はセーリングの和田純(66)がグロス87、ネット70・2で制し、水野健次郎杯を獲得。65歳以上の選手が対象の高石真五郎杯も、和田が手にして2冠を達成した。 =敬称略=
スキーによる8年ぶりの王座奪回。結果発表で優勝を告げられると「おおお」と驚きと喜びがまじった声が上がった。個人3位に入った林辰男がネット71・2、68年グルノーブル五輪男子アルペン代表の丸山仁也が73・0、鈴木洋一前全日本スキー連盟会長が74・2、丸山寿一が74・2、宮嶋啓が79・2。上位4人の合計292・6で2位のセーリングを0・4差でかわした。
丸山仁は「これだけ暖かいと雪が降らないので困るけど」とジョークを交えながら、「ハンデがうまくはまってくれた。シーズンが始まる前にいい結果が出せて良かった」と喜んだ。
ノルディックスキー・ジャンプのレジェンド?西紀明(43)に負けない“超レジェンド”の力を結集させた。今季もW杯最年長優勝、出場500試合など大きな目標を掲げる?西に「負けてられないですね」(鈴木)と奮起。73歳の丸山仁が個人14位、71歳の鈴木が24位、70歳の丸山寿が25位とシニアパワーを発揮。この3人はシニアのネットランキングで5、9、10位とトップ10入りを果たす活躍を見せた。「久しぶりに優勝を目指そう」と気合を入れて臨み、14年ソチ五輪のジャンプ男子団体銅メダルをほうふつさせるチームワークで、06、07年の2連覇以来となる頂点に立った。丸山仁は「みんなの力。団体戦だからね」と胸を張った。
16年はリオデジャネイロ五輪イヤーとなり、夏季競技に注目が集まるが、18年平(ピョン)昌(チャン)五輪もその2年後に迫る。鈴木は「18年平昌はすぐくる。我々が少しはゴルフで(冬季競技を)盛り上げたかな」とニンマリ。最高のお膳立てを得て、ウインタースポーツがさらに熱くなる。
▽オールスポーツマンゴルフ 日本の主要スポーツ団体の代表が一堂に会し、スポーツ界全体の発展を目指すためにできた大会。第1回は1958年に大箱根CCで開催され、13団体、22チームの81人が参加した。
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