萩野 昨年右肘骨折で「迷惑かけた。結果で恩返しをするしかない」

2016年05月26日 09:22

競泳

萩野 昨年右肘骨折で「迷惑かけた。結果で恩返しをするしかない」
欧州遠征出発前に会見する萩野
 【萩野に聞く】
 ――15年世界選手権前の6月末に右肘を骨折してから復活した。当時はショックもあった一方、ケガの功名は?

 「ギプスが外れてから下半身の強化をやった。ちょうどいい機会だと思ったので、脚しかできない時はとことん脚を鍛えてやろうと思った」

 ――トレーニングは泳ぎにつながったか?

 「平泳ぎに効果が出たと思う。下半身の筋力で改善されている部分はあると思うし、逆に筋肉をどうやってうまく動かしていくかで改善される動作もある」

 ――初めての骨折。

 「肘を回転させる動きもできなかった。全ての動きが痛かった。つるしているだけでも痛かった。がっちり固定されてないと最初は痛かった」

 ――ギプスが外れ、プールに入った瞬間は?

 「骨折から2週間ぐらいで外れて、7月後半には泳いでいた。久しぶりにプールに入って暑かったし、凄く気持ち良かった」

 ――復活にはどういう意味が込められている?

 「いろんな人に迷惑を掛けた。結果で恩返しをするしかない」

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