貴乃花部屋 中野新橋で最後の朝稽古 34年の歴史に幕、江東区移転へ

2016年06月16日 09:49

相撲

貴乃花部屋 中野新橋で最後の朝稽古 34年の歴史に幕、江東区移転へ
中野区の部屋で朝稽古を行った貴乃花部屋の力士たち
 東京都江東区に転居することが決まった大相撲の貴乃花部屋が16日、中野区の部屋で最後の朝稽古を行った。所属力士は慣れ親しんだ稽古場で四股やすり足などの基礎運動を中心に約2時間にわたって汗を流した。力士らは今後、江東区への引っ越し作業を行うが、新天地での始動は7月の名古屋場所が終了して再び東京に戻ってきてからとなる。
 貴乃花親方(元横綱)が「先代(元大関・貴ノ花)からも“いつかは両国の近くに部屋を構えるように”と言われていました」と話しているように、江東区内の新たな部屋は両国国技館まで約6キロと近く、力士らはバス一本で通勤することが可能となる。

 82年に先代が中野区に部屋を興してから34年、現師匠が04年に部屋を継承してから12年。幕内・貴ノ岩、十両・佐藤ら12人の力士を抱える貴乃花部屋が「中野新橋」での歴史に幕を閉じ、新たな一歩を進むことになった。

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