パラ選手育成に10億円 日本財団、日体大などに奨学金制度

2016年09月27日 17:59

スポーツ

 日本財団は2020年東京パラリンピックなどに向けた選手育成を目的に、日本体育大(日体大)やその付属高校などへの給付型奨学金制度を創設すると27日までに発表した。17年度から運用し、10年程度の想定で計10億円を支援する。
 身体障害か知的障害があり、世界レベルでの活躍が期待できると認められた学生・生徒が対象となる。1人約500万円を給付し、返済は不要。遠征費や用具費など金銭面の負担を減らし、若手選手の活動を支えることで、パラリンピックに50選手を送り込むことを目指すという。

 リオデジャネイロ大会で日本勢は史上初の金メダルゼロに終わり、強化が急務になっている。10月3日に記者会見が行われ、日体大所属でリオ大会の陸上女子銅メダリストの辻沙絵選手、日本財団の笹川陽平会長や日体大の松浪健四郎理事長が出席する。

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