大山“外泊”効いたV圏6打差「まだいける」逆転優勝自信

2016年11月26日 05:30

ゴルフ

大山“外泊”効いたV圏6打差「まだいける」逆転優勝自信
4番、ティーショットを放つ大山 Photo By スポニチ
 【女子ゴルフ LPGAツアー選手権リコー杯 第2日 ( 2016年11月25日    宮崎県宮崎市 宮崎カントリークラブ=6448ヤード、パー72 )】 宮崎出身の大山志保(39=大和ハウス工業)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算1アンダーの143で6位に浮上した。悩みだったパッティングも先週から復調。05、12年に制した相性の良い大会で3勝目を目指す。ディフェンディングチャンピオンの申ジエ(28=韓国)が66をマークし、通算7アンダーまで伸ばして首位に浮上した。 【第2R成績
 最終18番。1・5メートルのパーパットをカップに沈めると、大山はすっかり代名詞になったこぶしの利いたガッツポーズを披露した。

 「今年はパターが打ちたいところに全然打てなかったけど、先週くらいからやっと打てるようになった」

 パッティングの復調が何よりうれしかった。今週は芝目がきつい高麗芝のグリーンだが、4月に優勝したフジサンケイ・レディースも同じ高麗芝だった。「あのガサガサした感じがたまらなく好き」とクセのあるグリーンが大山の強気のタッチにマッチした。

 宮崎市内の自宅からコースまでは車で7分の距離だが、「自宅からだとリラックスしすぎてしまう」とあえて車で25分の高級ホテルに宿泊。「1人で泊まるには広すぎる部屋ですけどね。来年こそは2人で泊まりたい(笑い)」と独身女性ならではの悩みも吐露しながらも、大会3勝目に向け準備はぬかりない。

 首位の申ジエとは6打差あるが「あと2日あるし、まだまだいけると思う。凄い選手が上にいるけれど、自分のプレーをすれば大丈夫。このコースが大好きなので、良い結果を残したい」。宮崎の星が大好きな地元でキラリと輝きを放つ。

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