松山ガクッ 10差28位に後退 18番で4パット、ショット好調も悪夢のダボ
2017年04月10日 05:30
ゴルフ
前半はドライバーショットが乱れた。2番で右の林の茂みの中に打ち込みボギー先行。それでもアイアンでカバーし10番は1・5メートルにつけてバーディー。15番パー5は残り202ヤードから2・5メートルに2オン。マスターズで4度目、同ホールで初のイーグルを奪った。しかしパットが入らない。林の中から2オンした13番パー5は2メートルのバーディーチャンスを逃した。そして18番の悪夢。「(ショットの良さが)最後でかき消された」とうつむいた。
パットのスコアへの貢献度を示すストロークゲインドパッティングは53人中53位。パーオン時の平均パット数は2・10で52位。距離別成功率で5フィート(約1・5メートル)以内が88・89%で同49位とショートパットの不振が目立った。予兆はあった。スタート直前の練習。1メートル余りのショートパットを立て続けに外し不安げな表情を浮かべていた。
パットが絶好調だった昨秋は、球はスタンスの中央、両足は平行で、両腕で五角形をつくってストロークしていた。今は球の位置を左足寄りにし、両足はハの字にして構え、両脇を少し締めてストロークする以前の形に戻した。前日「フィーリングは悪くない」と話していたが「これだけ入らなかったら意味ない」と吐き捨てた。
56年にジャック・バーク(米国)が8打差をひっくり返したのが最終日の最大差逆転優勝。それより大きなビハインドを背負った。松山は「(優勝の)チャンスはないけど、しっかりといいプレーをして終わりたい」と声を振り絞った。
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