羽生“ゆずらない”ノーミス有終「演技は全力で一つ一つ丁寧に」
2017年04月20日 05:30
フィギュアスケート
世界選手権ではフリーで今季初めて4本の4回転ジャンプを完璧に決めて、世界歴代最高得点を更新する223・20点をマークした。その一方で、SPではジャンプにミスが出て5位と出遅れた。プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」を舞う今季のSPではミスなく終えたことがまだ一度もない。
完璧な「プリンス」になれないまま、シーズンを終えるわけにはいかない。「いつもノーミスしたいと言って、ノーミスできていない。とにかく全力で一つ一つ丁寧にやることを意識して演技したい」と今季初の完璧なSPに向け並々ならぬ意欲を見せた。
今大会は団体戦だが、個人の得点は公認される。羽生は点数へのこだわりは口にしなかったが、昨季より高難度の構成となっているSPをミスなくまとめれば、15年GPファイナルで出した世界歴代最高110・95得点超えも十分可能だ。
「今季最後の試合なので、経験してきたこと全てを出したい。成功しきれていないジャンプ、クリアしたい課題、心の問題、一つ一つしらみつぶしにして、最高の演技だったと思えるようにしたい」。男子は4位だったハビエル・フェルナンデス(スペイン)以外の世界選手権上位6人が滑る。2連覇を狙う平昌五輪へ。気持ちよくオフシーズンを迎えるためにも、表彰台の頂点で今季を締めくくる。
▽世界国別対抗戦 国際連盟が主催する団体戦として09年に始まり、今回は第5回大会。日本、カナダ、ロシア、米国、中国、フランスの6カ国が出場。各国男女2選手ずつ、ペアとアイスダンスは1組が演技。各種目のSP、フリーの1位を12点とし、順位に応じたポイントの合計で争う。得点は公認される。今大会を含め全て4月に東京で開催され、日本は12年に優勝している。
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