稀勢 16番で14勝 左おっつけ出ず、「充実」も状態上がらず

2017年05月09日 05:30

相撲

稀勢 16番で14勝 左おっつけ出ず、「充実」も状態上がらず
豪風(右)と稽古する稀勢の里 Photo By スポニチ
 大相撲の二所ノ関一門連合稽古が8日、千葉県船橋市の二所ノ関部屋で行われ、左上腕付近を負傷している横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)は十両・琴恵光、幕内・豪風を相手に16番取って14勝2敗だった。
 この日も負傷箇所をテーピングで固定し、得意の左おっつけは見られなかった。逆に左を攻められると後退する場面もあった。「自分の相撲を意識した。(左腕の状態は)非常にいい。稽古場は一日一日充実している」と言うものの、夏場所(14日初日、両国国技館)に向けて不安は残る。二所ノ関親方(元大関・若嶋津)は、「左から当たっているから、だいぶ回復している。8割くらいはきている」と見ている。ただ、上位陣との稽古ができていないこともあり、出場した場合について「前半戦がヤマとなる」と懸念していた。

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