一平圧巻 小関に2秒差V「先行しながら落ち着いて泳げた」

2017年05月22日 05:30

競泳

一平圧巻 小関に2秒差V「先行しながら落ち着いて泳げた」
男子200メートル平泳ぎ決勝、優勝した渡辺一平 Photo By 共同
 【競泳 ジャパン・オープン最終日 ( 2017年5月21日    東京辰巳国際水泳場 )】 男子200メートル平泳ぎで、世界記録保持者の渡辺一平(20=早大)が2分7秒77の好タイムで制した。男子200メートル個人メドレーでは萩野公介(22=ブリヂストン)が1分56秒30で優勝した。女子100メートルバタフライでは池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が57秒65で制し、今大会4冠とした。
 1月の東京都選手権で世界記録を出した辰巳の第4レーンで渡辺が再びぶっちぎりのレースを展開。レース前に世界記録達成の記念プレートの完成イベントに参加し「名前が刻まれて、うれしい」と気分よく泳ぎ切ったタイムは2分7秒77。4月の日本選手権で競り負けた小関に2秒以上の差をつけ、「7秒台の目標を達成できた。先行しながら落ち着いて泳げた」と納得の表情を浮かべた。

 アベレージの高さは驚異的だ。東京都選手権2分6秒67、日本選手権2分7秒60。今季2分8秒を切った選手は世界で3人しかいないが、渡辺は早くも3度目だ。7月の世界選手権(ブダペスト)へ向けてまた少し自信を深めた20歳は「世界記録を更新して優勝したい」と力強く誓った。

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