璃花子 出場全4種目で日本記録更新6個「全部出したいタイムで終えられた」
2018年04月09日 05:30
競泳
![璃花子 出場全4種目で日本記録更新6個「全部出したいタイムで終えられた」](/sports/news/2018/04/09/jpeg/20180409s00092000041000p_view.jpg)
各選手が疲労困憊(こんぱい)となる最終日でも、池江の燃料タンクに給油ランプは点灯しなかった。「いいレースの並び順だった」というように、試合間隔が約1時間空いたことでリカバリーできた。昨年の世界選手権7位、16年リオデジャネイロ五輪では4位に相当する53秒03という好記録を出した100メートル自由形の後でも、日本記録を更新できる底力を発揮。「全部出したいタイムで終えられた。ハイレベルなレースができた」と大会を振り返った。
親友の応援も力に変えて乗り切った。この日、観戦に訪れたフィギュアスケート女子の樋口新葉(17=日本橋女学館高)から、LINEで「今日(応援に)行けるよ、頑張って」とメッセージを送られた。池江も「うれしい!頑張る」と返し、気合十分で過酷な3レースに挑んだ。
以前、池江も3月の世界選手権SPで転倒した樋口をLINEで激励していた。樋口はその後フリーで一気に挽回。銀メダルを獲得した姿に「メダルを獲った新葉選手に刺激をもらった」という。プールサイドで樋口と目が合うなど、会場を見回す余裕もあった。「応援に来てくれる人も多くて、ここで(日本新を)出したら格好いいかなと思った」
18年はいわゆる五輪の「中間年」で、アジア大会とパンパシフィック選手権が最大のターゲットになる。「パンパシでは世界のトップスイマーの中で実力を発揮して、アジアチャンピオンにもなりたい」。日本代表を率いる平井コーチを「実力がふた回りついた感じで頼もしく感じる」とうならせた高校3年生から、今年も目が離せない。
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