ルーキー林 1差3位浮上“チーム芹沢”21歳が地の利生かす

2019年04月06日 05:30

ゴルフ

ルーキー林 1差3位浮上“チーム芹沢”21歳が地の利生かす
ヤマハ・レディース第2日 8番、ティーショットを放つ林(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城第2日 ( 2019年4月5日    静岡県袋井市 葛城GC山名C=6564ヤード、パー72 )】 25位で出た“チーム芹沢”の林菜乃子(21=ユピテル)が69で回り、首位に1差の3位に浮上した。大会コースはチームの練習拠点の一つ。今季ツアー初戦で地の利を生かした。69で回った穴井詩(31=GOLF5)と金沢志奈(23=レイクウッドコーポレーション)が通算2アンダーで首位に並んでいる。
 ルーキーの林が、優勝争いに加わってきた。「目の前の一打一打をどうしようかと考えながらやりました。終わってみたら3アンダーという感じでした」。不振に陥っていた17年に芹沢信雄に弟子入りを直訴し、チーム芹沢の最年少メンバーとなった。芹沢からは「ショット全体は悪くないから、もっと自信を持て」とアドバイスを受け、昨年、3度目の挑戦でプロテストに合格した。

 大会会場はチームの先輩・藤田寛之のホームコースで、合宿では何度も練習。藤田には「葛城は絶対前から」と難コースの攻略ポイントを伝授されていた。その言葉通りグリーン手前から転がして1番で7メートル、2番で3・5メートルのバーディーパットを沈め波に乗った。「チーム芹沢に入った以上、結果を残すのはマストだと思っています」と決勝ラウンドを見据えていた。

 ◆林 菜乃子(はやし・なのこ)1997年(平9)5月17日生まれ、神奈川県湯河原町出身の21歳。5歳でゴルフを始める。通信制のクラーク高に通いながらゴルフ場の研修に。昨年下部ツアーの京都レディースで初優勝。ツアー出場予選会44位で今季の出場資格を得た。両親と妹の4人家族。1メートル55、51キロ。

 ▼1位穴井詩 菊地絵理香さんにアプローチを習って良くなった。(エリカ様効果で首位奪取)

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