“信成の乱”に関大が反論 浜田コーチ、モラハラ提訴に対し真逆の見解公表
2019年12月11日 05:30
フィギュアスケート
![“信成の乱”に関大が反論 浜田コーチ、モラハラ提訴に対し真逆の見解公表](/sports/news/2019/12/11/jpeg/20191210s00079000487000p_view.jpg)
織田氏の要求を受けた関大は、7月中に関係者にヒアリング調査を実施。同コーチへの不満のもととなった(1)練習時間の変更、(2)部則の変更(3)危険とされた「8の字の練習」を調べた結果「要望を受け入れることは総合的にみて妥当ではない」と判断した。
織田氏はこの3点を11月18日の訴状の中で、浜田コーチにモラハラを受けるきっかけに挙げていたが、大学は、7月の段階で“シロ”と言える判定を出していた。「部則の変更」に伴い、無視や嫌がらせを受けたという織田氏の主張に対しても、浜田コーチは話し合いを求めていたことが明かされた。
織田氏側は関大から9月になっても聴取結果の報告がなく不誠実だったと批判したが、関大は「織田氏の体調が万全でないと察せられ、伝えない方が良いと判断した」としている。また、織田氏が求めたハラスメント調査について、関大は全ての案件に対応しているとした上で、「第三者には内容や結果を公表しないことを固く定めている」とハラスメントの有無には触れなかった。
関大は今回の発表について、直近の織田氏の仕事内容などから「不安がある程度払しょくされたものと判断」と説明。また、今月6日に開いた関大たかつきアイスアリーナで練習する生徒の保護者説明会で、参加者から「大学の対応・経緯などを公表してほしい」という強い要望を受けたことも、公表に踏み切った要因だとした。
【“信成の乱”経過】
▼7月1日 関大学長が織田氏、所属マネジメント会社関係者、弁護士と面談。織田氏が浜田コーチの解任を要求する。
▼同3、31日 関大が関係者へのヒアリングを実施。
▼8月9、21日 織田氏から関大へ辞任意向が伝えられる。
▼9月9日 関大が織田氏の監督退任発表。
▼10月7日 関大が調査結果を織田氏の代理人弁護士に口頭で報告。
▼11月18日 織田氏がモラルハラスメントを受けたとし、浜田コーチを提訴。
▼同21日 関大が織田氏、浜田コーチそれぞれの弁護士に調査結果を書面で通知。
▼12月6日 関大が保護者への説明会を実施。
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