デ杯エクアドル戦 無観客で開幕 添田、内山が連敗 本戦出場に黄信号

2020年03月06日 17:20

テニス

デ杯エクアドル戦 無観客で開幕 添田、内山が連敗 本戦出場に黄信号
<デビス杯 添田豪×エミリオ・ゴメス>関係者、報道陣にのみ客席が開放されて行われたブルボンビーンズドーム三木(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 2日間の日程で開催される男子テニス国別対抗戦デビス杯予選の日本―エクアドル戦が6日、兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで開幕した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で無観客で実施。選手、コーチ、スタッフ、報道陣ら全ての関係者が会場に入る前に体温チェックを受けた。ボールパーソンはゴム手袋をし、タオルも直接手渡さずにカゴを使って渡すなど対策が徹底された。
 第1日はシングルス2試合を行い、世界ランキング117位の添田豪(35=GODAIテニスカレッジ)は同151位のエミリオ・ゴメス(28)に5―7、6―7で敗れた。同90位の内山靖崇(27=北日本物産)は同276位のロベルト・キロス(28)に6―7、6―2、6―7で敗戦。観客のいない状況で地の利を生かせず、11月にマドリードで開催される本戦進出に黄信号がともった。

 2敗で迎える第2日はダブルス1試合、シングルス2試合を行う。右肘手術明けで控えに回った錦織圭(30=日清食品)はスタンドから声援を送り、西岡良仁(24=ミキハウス)は新型コロナウイルスの影響で出場を回避。2トップを欠く布陣での戦いを強いられている。

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