全日本柔道連盟は25日、書面決議による臨時理事会で、1年延期となった東京五輪代表13人の維持を正式に承認したと発表した。15日にオンライン形式で開いた常務理事会と強化委員会で維持する方針を固め、22日までに全理事、監事の承認を得た。
決定を受け男子日本代表の井上康生監督は「まだ先行き不透明な戦いが続くが、一日も早く選手が望む環境をつくり、準備させてあげたい」とコメント。女子52キロ級代表の阿部詩(日体大)は所属事務所を通じ「代表としての覚悟を持ち続け、どんな状況でも努力していく」と決意を語った。