女子5000 一山が前田に“雪辱”東京五輪代表対決制す
2020年07月19日 05:30
陸上
第2、3戦で1万メートルを2本走った疲労をみじんも感じさせなかった。15分35秒に設定されたペースメーカーのはるか前方でレースを展開。対象期間外とはいえ、5000メートルの東京五輪参加標準記録(15分10秒00)も突破するなど、トラックでも実力を発揮した一山は「前回1万メートルが良いリズムで走れたので、今回はそのまま走れたのが良かった」と分析した。
今後は9月に埼玉で開催される全日本実業団選手権に出場を予定している。今季は多くのレースを経験することで勝負強さを身に付けたいという伸び盛りの23歳は「今、レースに出ているのはマラソンのため。これから夏合宿を通して練習を積んで、さらに強くなった姿を見せたい」と成長を誓った。