優勝経験者の御嶽海が混戦の場所で痛い連敗 八角理事長は「粘りがない。好不調の波が激しい」

2020年09月16日 19:28

相撲

優勝経験者の御嶽海が混戦の場所で痛い連敗 八角理事長は「粘りがない。好不調の波が激しい」
<秋場所4日目>隠岐の海(右)に寄り切りで敗れる御嶽海(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所4日目 ( 2020年9月16日    両国国技館 )】 昨年の九州場所以来、関脇に復帰した御嶽海が痛い連敗を喫した。立ち合いからすぐにもろ差しになったが、前に出る圧力がなく、隠岐の海に左上手をひきつけられ前に出られてしまう。土俵際で右からすくったものの、相手に体を預けられ、そのまま土俵を割ってしまった。
 隠岐の海の師匠でもある八角理事長(元横綱・北勝海)は、反撃らしい反撃もできずに後退した御嶽海に対し「最後の最後まで粘りがない」と嘆いた。

 今場所は2横綱が不在で、大関の朝乃山は初日から3連敗。貴景勝も膝に不安を抱え、優勝経験者の御嶽海にかかる期待は大きい。八角理事長は「気持ちで取る方だから、気持ちが乗らないと体が動かない。優勝するときは力出すけど、そうじゃないときはなかなか…。粘りがない。気持ちが入っていればもっと動いているよね。好不調が激しい感じだよね」と悩ましげだった。

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