因縁の相手に、因縁のステージでまたも…大阪朝鮮高、桐蔭学園に準決勝で3度目の苦杯

2021年01月05日 16:20

ラグビー

因縁の相手に、因縁のステージでまたも…大阪朝鮮高、桐蔭学園に準決勝で3度目の苦杯
<大阪朝鮮・桐蔭学園> 敗戦に肩を落とす大阪朝鮮フィフティーン(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第100回全国高校ラグビー選手権   大阪朝鮮12-40桐蔭学園 ( 2021年1月5日    花園ラグビー場 )】 大きな“借り”を返せなかった。前半11分に先制を許した大阪朝鮮高は同15分にSH李錦寿(3年)が同点トライ。ゴールで勝ち越した。同23分に突き放されても、ロスタイムにSO金侑悟(3年)がトライ。前年王者を相手に12―12で折り返すなど、一歩も引かない戦いを演じた。地力の差が表れたのは後半だった。桐蔭学園の速いボール回しに少しずつ足が遅れはじめ、後半だけで4トライを献上。初の決勝を阻まれた桐蔭学園には、09、10年といずれも準決勝で敗れており、今回も因縁の相手に、因縁のステージで敗れた形だ。
 ▼大阪朝鮮高・No・8金勇哲主将「10年前のリベンジを果たしたかったんですけど、叶わなかったです。僕が頼りなくて、最後までチームを引っ張っていけず、本当に申し訳ないです」

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