新浜立也が今季初勝利「大きい経験」

2021年02月11日 21:04

スピードスケート

新浜立也が今季初勝利「大きい経験」
男子500メートルで優勝した新浜立也(代表撮影) Photo By 代表撮影
 【スピードスケート全日本選抜競技会長野大会第1日 ( 2021年2月11日    長野市・エムウエーブ )】 男子500メートルは日本記録保持者の新浜立也(24=高崎健康福祉大職)が34秒62で今季初勝利した。今季4戦全勝だった村上右磨(28=高堂建設)は34秒68で2位。
 1年後の北京五輪を見据え、内容よりも順位にこだわった。新浜は課題としていた100メートルでミスが出たものの、すぐに修正。待望の頂点に「村上選手に勝てないレースが続いて気持ちがやられる部分がたくさんあったけど、1年後に五輪というこの時期にしっかり自分のレースをして優勝できたことは大きい経験」と喜んだ。

 今季から新しくしたスケート靴がまだ馴染んでおらず、記録については「正直自分の思っていたタイムより遅かった」と反省。「村上選手とも100の差を埋めないといけないし、コンマ1秒でも速く滑るコーナーワークを身に付ける必要がある」と気持ちを引き締め直した。

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