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5戦ぶり先発復帰のパナソニック坂手 3季前のリベンジへ「一丸で勝ちきる」ラグビートップリーグ

2021年05月21日 19:55

ラグビー

5戦ぶり先発復帰のパナソニック坂手 3季前のリベンジへ「一丸で勝ちきる」ラグビートップリーグ
練習前のハドルで引き締まった表情を見せる坂手淳史 Photo By スポニチ
 ラグビー日本選手権兼トップリーグ(TL)プレーオフトーナメント決勝(23日、東京・秩父宮ラグビー場)で5度目のリーグ制覇を目指すパナソニックが21日、群馬県太田市で午前中に練習を実施。午後には登録メンバー23人を発表し、フッカー坂手淳史主将(27)は4月4日の神戸製鋼戦以来、5試合ぶりの先発復帰が決まった。
 コンディション不良から大一番で定位置に帰って来た坂手は、練習後にオンラインで取材対応。「主将なのにチームのために働けず、仕事ができずにつらかった。ただ、その間もメンバーは自信にあふれていて、必ず決勝まで行くと、安心して見ていられた。そのおかげで治療にも集中できた。メディカルスタッフも一丸で治療してくれた」とひたすら感謝の思いを語った。

 忘れられない悔しさがある。17~18年シーズンの決勝で、パナソニックはサントリーと対戦。4点を追う終了間際、パナソニックはゴール目前のマイボールラインアウトから逆転トライを目指したが、ラックの中でノックオンを犯し万事休す。スローイン役だった坂手は「凄く覚えている。チーム一丸で勝ちきりたい」とリベンジを誓った。

 相手は今季唯一の全勝。SOバレットやCTB中村亮主将らタレント揃いで「アタックが多彩。準決勝(の前)まではボールを保持してどんどんアタックしたが、(準決勝の)クボタ戦は裏にキックを入れたり」と警戒した。

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