ソフトボール・上野 桜グラブで大輪咲かす!21日豪州戦 08年北京五輪以来の出場でファンに笑顔を
2021年07月20日 05:30
ソフトボール
21日午前9時プレーボールのオーストラリア戦で、いよいよ3大会13年ぶりの五輪が始まる。開幕戦の先発は鉄のカーテンが引かれ、上野か、藤田か、読めない状況だ。仮に22日のメキシコ戦となれば、39歳の誕生日のマウンドになる。
待ちに待った舞台へ、左手の“商売道具”にこだわった。白地に桜の花びらを描いた「桜吹雪グラブ」を持つ。「日本ぽくしたかった。日本と言えば桜」という理由で、15年から代表戦ではこのデザインを使う。1年ごとに1枚、ピンクに着色する桜の花びらの数を増やした。今年は6枚。自国開催にふさわしい柄で戦いに臨む。
機能性も重視した。内部で指が分かれる部分の手前に、「指リング」と呼ばれる指の通し口をつくった。投球時に、指がズレて力が抜けることを避ける狙いで、試行錯誤を重ねて、中指、薬指、小指に設けた。多くのプロ野球選手を手掛けるミズノ社が、初めてオーダーされたグラブの“付属品”。世界に一つしかない上野仕様だ。
「復興五輪として福島でスタートすることを、どういう意味があるのかずっと考えてきた。伝えたいことを福島で表現できるように日本の代表としていいスタートが切れるように全てを出したい」と話していたエース。会場は無観客だが、桜吹雪グラブとともに画面の向こうのファンを笑顔満開にする。
おすすめテーマ
2021年07月20日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
五十嵐カノア「鳥肌立った」五輪新種目サーフィン 豪華絢爛施設にびっくり
-
サッカー南ア代表の濃厚接触者は3人減って18人 新たに選手村滞在の選手1人が陽性
-
上野由岐子 マウンドの硬さを最終チェック 「いよいよあした」
-
丸川五輪相「自国の食材を持ち込む必要はない」福島産食材懸念の韓国に
-
丸川五輪相“小山田問題”に「いじめ、虐待はあってはならない」
-
丸川五輪相「速やかに是正されるかどうか確認したい」外出可能“15分ルール”に
-
押し寄せる負の連鎖 五輪で何を書くべきなのか? 揺れ動くスポーツの存在価値
-
IOC総会が東京で開幕 バッハ会長「世界中が日本国民を称賛する」
-
男子バスケの米代表にまた離脱者 ラビーンが感染防止規定の対象 来日直前にチームを離れる
-
張本智和 台上バックドライブで頂点狙い撃つ!唯一無二の技術
-
大坂なおみVIP待遇「センターコート」初練習 カラフルなドレッドヘアで汗だく全快
-
ソフトボール・上野 桜グラブで大輪咲かす!21日豪州戦 08年北京五輪以来の出場でファンに笑顔を
-
ビーチバレー女子代表・石井&村上組 メダルへ気合、村上「すかっとした気持ちで大会に臨みたい」
-
競泳代表が本番会場で初練習 萩野ら感触確認
-
カヌー日本代表が選手村に入村 ハネタク「全力で臨む」
-
ホッケー・サムライジャパン 関係者で発熱も陰性、初公開練習では6選手参加出来ず
-
コリン・モリカワ、全英初出場V メジャー2勝目「人生で最高の瞬間」
-
木下稜介59位、海外メジャー初出場に収穫と課題「来年も出たい」
-
深堀圭一郎氏、モリカワの数手先まで読んだ賢明さに感心
-
関東大学ラグビー 今年も勝ち点制採用、秋の公式戦日程発表
-
照ノ富士 横綱への昇進確定 横綱審議委員会で全会一致
-
矢野委員長 白鵬は「結果残した」も品格には苦言「見苦しい」