出場取りやめの動き続く 東京五輪、コロナ陽性で

2021年07月21日 22:45

五輪

 東京五輪に出場予定だった海外選手が新型コロナウイルス検査で陽性が確認され、試合出場が難しくなるケースが21日、続いた。英国選手団はクレー射撃、女子スキートで世界ランキング1位のアンバー・ヒルが出発前の検査で陽性反応を示したため、欠場すると発表。スケートボード女子のカンディ・ジェーコブス(オランダ)は自身のインスタグラムで、検査で陽性となったため、五輪出場を取りやめる考えを示した。
 陽性が確認されたため、チリ・オリンピック委員会が棄権を表明したテコンドー女子57キロ級のフェルナンダ・アギーレの扱いについて、大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは21日、「最終的に国際競技連盟が競技に参加しないと決定すれば、スタートリストから外れ、正式に参加しないことが確定する」と説明した。

 また、高谷氏はチェコのビーチバレー男子選手に関連した濃厚接触者12人は、全員がチェコの関係者だと説明。「濃厚接触者になっても追加的な対策を取り、しっかり練習や競技参加ができるよう運用している」と語った。

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