18歳・北園5位 4月には右肘剥離骨折など重傷「今できる完璧な演技はできた」

2021年07月29日 05:30

体操

18歳・北園5位 4月には右肘剥離骨折など重傷「今できる完璧な演技はできた」
<東京五輪 体操男子個人総合決勝>あん馬の演技を行う北園(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【東京五輪第6日 体操男子個人総合決勝 ( 2021年7月28日    有明体操競技場 )】 北園丈琉(18=徳洲会)は86・698点で5位に入った。4月の全日本の鉄棒で落下して右肘剥離骨折などの重傷を負い、患部にはがっちりとテーピングが施されたまま。それでも、平行棒では15・066点を出すなど奮闘し「目標は優勝だったので悔しさはあるけど。今できる完璧な演技はできたと思うので、達成感はある」と振り返った。
 ユース五輪では個人総合など5冠。美しい演技が魅力で、早くから“内村2世”と呼ばれた。4月に負傷した時は失意のどん底だったが、その内村から「気持ちを切らさなかったら、絶対に戻れるから」と電話で激励されて再起した。

 可能性にあふれる18歳は「大輝くん(橋本)に食らいついて、負けないように頑張りたい」と決意を新たにした。

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