バスケWリーグ16日開幕 五輪銀ヒロイン勢ぞろい、高田主将が語る今季見どころ 注目はア杯MVP赤穂
2021年10月16日 05:30
バスケット
高田 「近年はリーグ全体のレベルが上がっていて、どのチームに勝つのも難しい。どこのチームも勝てる保証はないので、予想するのが難しいシーズンだと思う」
アジア杯(9月27日~10月3日、ヨルダン)で女子日本代表は26歳以下の若手でチームを編成し、大会史上初の5連覇を達成。大会MVPには赤穂ひまわり(23=デンソー)が輝いた。Wリーグでも活躍が期待される。
高田 「同じチーム(デンソー)の赤穂ひまわり選手には注目してほしい。五輪で若くして先発起用され、アジア杯でもMVP。1メートル84の身長がありながら小さい選手がやるポジション(スモールフォワード)をこなす。あまり感情を表に出すタイプではないが、代表で経験を積み、責任感、自覚が増した。今までと違う熱量がプレーにも表れている」
日本はポイントガードにタレントが豊富。東京五輪でアシスト王に輝いた町田瑠唯(28=富士通)、アジア杯で躍動した宮崎早織(26=ENEOS)ら国際舞台でも通用する選手がそろう。
高田 「ガードのマッチアップは見応えがある。五輪は町田選手がメインで出たが、宮崎選手や本橋(菜子、28=東京羽田)選手もいる。スピードを生かしたプレーやアシスト、ゲームメークを含めて皆レベルが高い。若手は勢いがあり、ベテランは若手に負けたくないプライドがある。Wリーグは日本代表入りのアピールの舞台でもあるので、激しい戦いが見られると思う」
東京五輪は無観客だったが、Wリーグは収容率50%に制限して観客を入れる方針。前売り入場券の売れ行きも好調だ。高田自身のインスタグラムのフォロワー数は五輪後に約5倍の5万に達した。かつてない注目の中、23回目の開幕を迎える。
高田 「10年以上Wリーグでプレーしているが、満員の会場でやった経験はほとんどない。五輪で結果を残して注目されたことで、やっとスタートラインに立てた。ここからが大事。ネット配信も含めてたくさんの方々に試合を見ていただきたい」
▽今季のWリーグ 昨季はコロナ下での移動を最小限に抑えるため東西2地区制を採用したが、今季は全チーム2回戦総当たり形式に戻す。17年ぶりの新規参入チームであるアランマーレ秋田が加わり、13チームが参戦。レギュラーシーズンは3月下旬までの予定。上位8チームが3月末~4月にかけて開催されるプレーオフに進出し、変則トーナメントで頂点を争う。
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