若隆景 2分8秒の大熱戦制し勝ち越し!下から下から逸ノ城を寄り切る 高安は気迫の9連勝

2022年03月21日 17:57

相撲

若隆景 2分8秒の大熱戦制し勝ち越し!下から下から逸ノ城を寄り切る 高安は気迫の9連勝
<春場所9日目>逸ノ城を寄り切りで破る若隆景(左)(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所9日目 ( 2022年3月21日    エディオンアリーナ大阪 )】 大相撲春場所は21日、エディオンアリーナ大阪で9日目の取組が行われ、ただ一人無敗の平幕・高安(32=田子ノ浦部屋、東前頭7枚目)は碧山と対戦。気迫のこもった相撲で押し出しで破り9連勝とした。1敗で追う3力士も勝利し上位陣に変動はなかった。
 この日一番の拍手を浴びたのは1敗で高安を追う若隆景だった。体格差のある逸ノ城に腕を固められ土俵中央で膠着状態が続いたが一歩も引かず、下から圧力をかけ続け2分8秒の大熱戦の末に200キロ超を寄り切って勝ち越しを決めた。

 同じく1敗の新大関・御嶽海は結びの一番で玉鷲を寄り切りで下し死守。琴ノ若は翔猿を押し出しで退け8勝目を挙げた。

 カド番の正代は苦手とする豊昇龍に劣勢から逆転の寄り切りで3連勝。4勝5敗とした。貴景勝は遠藤に寄り倒しで敗れ3敗目(6勝)を喫した。

 ウクライナ初の大相撲力士で西幕下17枚目の獅司(25)=本名・ソコロスキー・セルギイ、入間川部屋=は鳴滝を厳しい突き、押しで攻め続け3場所連続の勝ち越しを決めた。取組を重ねるごとに館内の拍手が増し続ける25歳が勝ち名乗りを受けると、この日も大きな拍手が起こった。

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