大阪エヴェッサ 苦境の9連敗 主力選手の負傷でベンチ入り選手はわずか8人

2022年04月27日 21:46

バスケット

大阪エヴェッサ 苦境の9連敗 主力選手の負傷でベンチ入り選手はわずか8人
第4Qに逆転負けを喫した大阪エヴェッサ Photo By スポニチ
 【Bリーグ2021―22シーズン B1リーグ第34節   大阪エヴェッサ74―81琉球ゴールデンキングス ( 2022年4月27日    おおきにアリーナ舞洲 )】 意地を見せることができなかった。第3Qを終え41―39とリードして最終Qを迎えたが、西地区チャンピオンの反撃を止められなかった。
 「全員がいい仕事をしたとは言えないが、多くの人が仕事をしてくれた。(現在の状態は)出場する選手にとってはすごくいいチャンス。ゲームもちゃんと成立しているし全然悪いゲームではなかった」

 試合後の会見で天日謙作ヘッドコーチ(55)は今季4戦全敗に終わった琉球戦を悔しそうな表情で振り返った。それでも、厳しいチーム状況の中での試合ということを考えれば、来季につながる戦いが出来たとも言える一戦だった。

 今月中旬にチームの大黒柱であるディージェイ・ニュービル(29)が左膝関節内側側副靱帯損傷で全治約3カ月と診断されて戦列を離脱した。さらに、今度は木下誠(25)が左膝蓋骨不全骨折で全治約2カ月の診断された。相次ぐ主力選手のケガでチームは今季最終盤に入り最悪の状態。この試合のベンチ入り選手はわずか8人。各選手に負担がかかる態勢となったが、逆境をバネにかえるプレーは見せた。

 9連敗。トンネル脱出の光はまだ見えない。残り5試合。この経験を生かすためにも全力で戦い抜かなければならない。

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