14歳・島田麻央、70・28点に「うれしかった」 全日本後は「ユニバとディズニーに行くので楽しみ」

2022年12月22日 17:36

フィギュアスケート

14歳・島田麻央、70・28点に「うれしかった」 全日本後は「ユニバとディズニーに行くので楽しみ」
<全日本フィギュア女子SP>演技する島田麻央(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2022年12月22日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )】 女子ショートプログラム(SP)が行われ、全日本ジュニアを制して推薦出場となった島田麻央(木下アカデミー)は70・28点をマークした。
 初出場の全日本で4番滑走としてリンクに入ると、緊張を抱えながらも「ライオンキング」に乗って軽やかな演技を披露。冒頭から3回転フリップ、ダブルアクセル(2回転半)、ルッツ―トーループの連続3回転と全てのジャンプを着氷する。ラストの高速スピンには会場から拍手が送られ、演技後はスタンディングオベーションを受けた。

 「いつもよりスピードを出せなかったけど、緊張していた中でうまくまとめられたことは良かったです。70点を超えたのは国内大会では初めてなので、うれしかったです」

 初出場優勝を飾ったジュニアGPファイナルから調整期間は短く、本調子とはいえない状態だった。この日の朝の公式練習でも曲かけで3回転ルッツを転倒したが、しっかりと本番に合わせてきた。

 母が浅田真央さんのファンだったことから「麻央」と名付けられ、5歳でフィギュアスケートを始める。小学5年だった20年2月に母、妹と京都へ引っ越し、木下アカデミーに所属。北京五輪後に変更が決定した年齢制限によって26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪には出場できないが、8年後の冬季五輪などを見据えながら、ぶれることなくトレーニングに励んでいる。

 リンクから出れば、普通の中学2年生。「年末にユニバ(USJ)とディズニーに行くので、楽しみです」。大会後のご褒美も励みに、24日のフリーでもはつらつとした演技を披露する。

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