「これは運動したくなるわ…」社会人が答える、“嬉しすぎる運動のメリット”とは?

2023年05月31日 12:00

「これは運動したくなるわ…」社会人が答える、“嬉しすぎる運動のメリット”とは?
ダイエットや健康のために運動したいと思っても、なかなか継続できず、挫折しまう人が多いのではないでしょうか。そんな人は、運動のメリットをチェックしてみましょう!きっと運動したくなるはずです。 今回は、運動習慣のある社会人4 […]

ダイエットや健康のために運動したいと思っても、なかなか継続できず、挫折しまう人が多いのではないでしょうか。そんな人は、運動のメリットをチェックしてみましょう!きっと運動したくなるはずです。

今回は、運動習慣のある社会人499人を対象に「運動するメリット」を聞きました。運動習慣があるからこそ感じるメリット。これを知ったら運動せずにはいられなくなるでしょう。

社会人が運動するメリット

1位は「メンタルにいい影響がある(53.5%)」でした。2位「体調がよくなる(37.5%)」、3位「体重・体型が変わる(21.8%)」、4位「体力・筋力がつく(17.0%)」と続きます。

「メンタルにいい影響がある」と答えた人が多数。身体的な不調やコンプレックスを改善したくて運動を始める人が多い一方で、実際にやってみるとメンタル面の効果を感じている人が多いとわかります。

もちろん「体調がよくなる」「体重・体型が変わる」という回答もあり、運動が心身両面でよい影響をもたらしていることがわかりました。

1位 メンタルにいい影響がある

  • 達成感を得られ、「よくやったな」と自分を褒められるので、自己肯定感が上がる(27歳 女性)
  • 継続的に行うことで、自己を律する力がつくと思う(37歳 男性)
  • 気分転換になってリフレッシュできる(42歳 女性)

運動すると自律神経のうち交感神経が優位になる時間が増え、ストレス解消の作用をもつホルモンも分泌されるため、ポジティブになりやすいといわれます。

そのため「リフレッシュになる」「自己肯定感があがって前向きになる」といった回答が多く寄せられました。仕事や家庭でのストレスを、運動で解消している人も多いのではないでしょうか。

2位 体調がよくなる

  • お通じがよくなった(21歳 女性)
  • 体調を崩しにくくなった(30歳 男性)
  • 健康診断の結果がすごく良くなりました(52歳 男性)

「健康診断の数値がよくなった」「肩こりや腰痛が改善した」「冷え性や便秘がマシになった」などの体験談が寄せられました。運動不足のために発生していた不調が、運動習慣によって改善されるとわかります。

もちろんすべての不調が完璧に改善されるわけではないでしょうが、かなり効果はありそうですね。

3位 体重・体型が変わる

  • 筋肉がつき、体が引き締まる(20歳 女性)
  • 少し痩せ、着たい服が着られるようになった(39歳 女性)
  • 少しずつではありますが、痩せてきているのが実感できることです(40歳 男性)

運動によって筋肉がついてたくましい体つきになったり、身体が引き締まったりしたという人も多数。少しずつでも効果を感じられると励みになりますね。

4位 体力・筋力がつく

  • 筋肉がつくことにより、疲れにくい体になった(27歳 女性)
  • 体力がつくので、仕事や子育てが忙しいときでも乗り越えられる(32歳 男性)
  • 出かけても疲れにくくなった(47歳 女性)

体力・筋力がついたことによって、「忙しいときでも以前より疲れにくい」「外出や旅行を楽しめる」「ケガをしにくい」といったメリットを感じている人も。

疲れにくくなると「もっと運動してみよう」という気持ちになりやすく、運動習慣のよいサイクルができそうです。外出や旅行に対して積極的になり、日常生活がより充実する人もいるでしょう。

5位 睡眠の質があがる

  • 寝つきも目覚めもよくなった(30歳 女性)
  • ウォーキングすると体が疲れるせいか、夜ぐっすり眠れる日が増えました(46歳 男性)

運動を始めてから寝つきや目覚めがよくなったと感じている人は多数。「運動習慣がある人には不眠が少ない」という調査もあります。

ただし就寝直前に激しい運動をすると、身体が興奮してしまい、寝つきが悪くなるので避けましょう。

6位 食事をおいしく感じる

  • 空腹時のご飯をおいしく食べられるようになった(35歳 女性)
  • 食事がおいしくなったと思う(49歳 男性)

運動してしっかりお腹がすくと、食事をおいしく感じるのでしょう。

「運動しているから、多少甘いものを食べても罪悪感がない」と、精神的な理由で食事を楽しめるようになった人もいました。

7位 仕事にいい影響がある

  • ジョギングで通勤すると出勤と同時に頭が働くので、仕事が嫌にならない。スッキリした状態で仕事ができるので、明らかに作業効率が上がった(26歳 男性)
  • 運動をした次の日は、体が軽くて仕事がはかどる(46歳 男性)

とくに運動後30分~3時間は、集中力が高まるといわれています。そのため出勤や昼休憩に運動を取り入れると、仕事の効率があがると期待できます。

また体力をつけることでフットワークも軽くなるでしょう。

健康運動指導士が考える「運動のメリット」とは

株式会社タニタヘルスリンクの公認スポーツ栄養士・健康運動指導士で、競歩の岡田久美子選手へのコンディションサポートを担当している堀越理恵子さん曰く、運動には「有酸素運動」、「レジスタンス運動(筋力トレーニング)」、「柔軟運動(ストレッチ)」という3つタイプがあるとのこと。この三大運動には、それぞれメリットがあるようです。

三大運動「有酸素運動・筋トレ・ストレッチ」の効果とは。メリットとデメリット、運動量の目安 より

有酸素運動の効果とメリット

比較的すぐに始めることができ、普段の生活に取り入れやすいのが魅力です。低~中強度くらいの運動強度なので長時間の継続がしやすく、脂肪がおもなエネルギー源となるため、体脂肪燃焼が期待できます。

また、肥満や生活習慣病の予防改善、カラダに栄養をスムーズに届けるなどの効果も見込めます。有酸素運動は心拍数が徐々に上がり、呼吸や血流が促進されるため、呼吸器や循環器を鍛えることができ、心肺機能を高める効果も期待できます。

有酸素運動の例

  • ウォーキング
  • ジョギング(ランニング)
  • 水泳
  • サイクリング
  • エアロビクス
  • なわとびなど

レジスタンス運動(筋トレ)の効果とメリット

筋力や筋持久力を高めることができます。筋肉を太く、大きくすることで、筋肉量の増加にもつながります。筋肉量を増やすと、基礎代謝量も増加します。筋肉は血糖値の調節を行なっているので、筋肉量の増加は、血糖値を安定させることにつながると言えるでしょう。

もちろん、メリハリのあるボディを手にしたい方にもオススメです。また、筋肉量が多いカラダは、老齢での転倒や骨折、寝たきりになるリスクを低減します。

レジスタンス運動(筋トレ)の例

  • 自重を活かしたスクワット、腕立て伏せ、腹筋
  • ダンベルやバーベルを使用したフリーウエイトトレーニング
  • ジムなどの専用の機械を使うマシントレーニングなど

柔軟運動(ストレッチ)の効果とメリット

ストレッチを行うと、筋肉がほぐれて血流がよくなり、カラダに酸素と栄養が届きやすくなります。

また、運動前に手首をほぐしたり、関節の動きをよくする「動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)」を行うことで、筋肉の温度が上昇し、ウォーミングアップにつながります。運動中の怪我の予防、パフォーマンスの向上、運動に対しての心構えや心理的な準備にもつながるでしょう。

運動後には「静的ストレッチ(スタティックストレッチ)」を行うとよいでしょう。血流を促進させ、身体をクーリングダウンさせてくれます。

疲労回復や筋肉痛の予防なども期待できるほか、自律神経のバランスをコントロールする副交感神経の働きを優位にさせることで、血圧や心拍数を緩やかにし、心身をリラックスさせてくれます。

就寝前やリラックスしたいときにもオススメです。

柔軟運動(ストレッチ)の例

  • 体を動かしながら柔軟性を高めていく「動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)」
  • 反動をつけず筋肉を伸ばしたまま静止する「静的ストレッチ(スタティックストレッチ)」

<Text:編集部/アンケート引用:株式会社ビズヒッツ

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