稲森佑貴「気力が消耗し眠くなった」難コースとの戦いに耐え史上最年少日本オープン3勝へ好位置死守
2024年10月12日 18:49
ゴルフ
何度も訪れたピンチでも粘った。11番と15番では7メートルのパーパットをねじ込んだ。グリーン奥の深いラフに打ち込んだ18番はアプローチを50センチに寄せてしのいだ。
ツアー屈指の難コースは決勝ラウンドに入りさらに難しくなった。固く、早くなったグリーン、サイドに切られたピン位置が選手たちを苦しめた。アンダーパーはわずか4人。タフな戦いを終えた稲森は「体力より気力の消耗が激しい。後半の中盤になると混乱状態で頭がおかしくなる。今日は途中から眠くなった」と苦笑いした。
勝てば18、20年大会に続く日本オープン制覇。優勝3回以上は宮本留吉(6回)、尾崎将司(5回)、中嶋常幸(4回)、小野光一、中村寅吉(3回)の5人しかいない。
1994年10月2日生まれの稲森は30歳11日で最終日を迎える。1打差を逆転して3度目の優勝を果たせば、宮本の記録を3日更新する史上最年少での到達となる。
稲森は「偉大な先輩方と肩を並べると言うとおこがましいけど、そこに名前を連ねるのは1つの目標でもあるので頑張りたい」と偉業達成への意欲をにじませた。
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