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【日本代表】FW8人総重量は“女性1人分”劣勢もハットリーCC「いい学びになる」26日NZ戦

2024年10月25日 19:12

ラグビー

【日本代表】FW8人総重量は“女性1人分”劣勢もハットリーCC「いい学びになる」26日NZ戦
<ラグビー日本代表前日練習>オールブラックス戦に向けてチーム状態などを語るニール・ハットリー・コーチングコーディネーター Photo By スポニチ
 【ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024 日本―ニュージーランド ( 2024年10月26日    神奈川・日産スタジアム )】 日本代表は25日、ニュージーランド戦を翌日に控え、本番会場の日産スタジアムで前日練習を実施した。練習後には長年エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の参謀役を務めるニール・ハットリー・コーチングコーディネーター(CC)が取材に応じ、「とにかくジャパンのプレーをすること。自分たちの強みはスピード。攻撃でもディフェンスでも重要。相手より速く動く」と指揮官が標ぼうする超速ラグビーの遂行を宣言した。
 今月13日に合宿をスタートさせた今秋の代表には、6、7月の第2次エディー体制のスタート時や、8、9月のパシフィック・ネーションズ杯では不在だったフランカー姫野和樹(トヨタ)と日本代表資格を満たしたトンガ出身のプロップ、オペティ・ヘル(東京ベイ)が加わり、ともにメンバーに名を連ねている。

 ハットリーCCは2人について、「素晴らしいキャラクターの持ち主。2、3週間ハードワークして、チームに良い物をもたらしてくれた」と称える。強いボールキャリーとディフェンス力が共通するストロングポイントでもあり、「彼らが入り、よりスコッドの層が厚くなる。うれしく思う」と期待した。

 対するオールブラックスも過渡期にあって、選手の若返りが進んでいる。特にプロップは24歳のタマイティ・ウィリアムズ、26歳のパシリオ・トシがともに体重140キロの巨漢。先発FW8人の総重量949キロは、日本の900キロを49キロも上回る超巨大パックとなっている。試合の鍵を握るセットプレーでこの差の影響は少なくないが、ハットリーCCは「今回のニュージーランドは歴史上見ても一番重い。大きなチャレンジだと感じるが、いい学びになる」と語気を強めた。

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