エンゼルス「松井デー」で集客作戦!

2010年02月23日 06:00

野球

 エンゼルスが、開幕2戦目となる4月6日(日本時間同7日)のツインズ戦(エンゼルスタジアム)で「松井デー」を開催することが分かった。
 松井の写真入りブランケット(子供用毛布)を来場者全員にプレゼントするもので、日本企業のコニカミノルタが同戦のスポンサーとなって実現。選手関連の企画としてはエ軍の今季第1弾となる。ティム・ミード副社長兼広報部長は「シーズン中にはハンターやアブレイユら、主力選手全員のイベントや企画がある」としたが、その先陣を切って「松井デー」を開催するのは集客面でも赤ゴジラを最高の切り札と考えているからだ。

 エ軍は最近6シーズンで5度の地区優勝。モレノ・オーナーのもとで大幅な集客増にも成功し、7年連続で300万人を動員している“勝ち組”球団。だが、世界的不況の影響で昨季の球団経営は4年ぶりに赤字を計上した。再建に向けて、昨年ワールドシリーズMVPの松井のネームバリューを最大限に生かしていく。

 この日、松井は雨天のためキャンプ施設には現れず、滞在中のテンピ市内の宿舎で筋力トレーニングなど約3時間の自主トレ。前日のCM撮影では25スイングの初打ちを敢行したが「体は痛くないし、ひざも大丈夫」と話した。22日に身体検査を受け、23日から野手組のキャンプが始まる。

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