原監督の想定より早い?「近未来打線」の再構築も可能i

2011年04月23日 07:22

野球

 右ふくらはぎを痛めてリハビリ中の巨人・阿部慎之助捕手(32)が、ゴールデンウイーク明けの5月11日の横浜戦(東京ドーム)前後に復帰する可能性が出てきた。
 原監督の描いた復帰の青写真より早くなるかもしれない。22日、指揮官は遠征先の新神戸駅から帰京。阿部に関して「早ければ早いに越したことはないけれど、100%で戻ってきてほしい。交流戦?うん、そうなるといいですね」とした。

 指揮官の想定は5月17日の交流戦から。阿部本人が目指す早期復帰は、苦しむチームにも心強い。開幕から8試合で得点31、本塁打は6本で、1試合平均はそれぞれ3・9点、0・75本。昨年の4・9点、1・98本を大きく下回っている。昨季44本塁打、92打点の正捕手が打線に加わる効果は計り知れない。さらに阿部離脱で見送られた1番・長野、3番・坂本の「近未来打線」の再構築も可能となる。

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