阪神快勝!マートン3打点!巨人に0・5ゲーム差

2011年06月24日 20:53

野球

阪神快勝!マートン3打点!巨人に0・5ゲーム差
4回阪神2死二、三塁、マートンが右中間に勝ち越しの2点二塁打を放つ。捕手阿部
セ・リーグ 阪神4-2巨人
(6月24日 甲子園)
 阪神は2―2の4回2死二、三塁からマートンが右中間に勝ち越しの2点二塁打を放った。マートンは2安打3打点の活躍。岩田が6回2失点で4勝目。7回以降の継投も決まった。阪神は3位巨人に0・5ゲーム差。巨人は4回にライアルの失策が失点につながった。

 24日、交流戦で中断していたセ・パ両リーグが再開、6試合が行われた。甲子園球場では伝統の一戦、阪神と巨人が激突。ともに交流戦では苦戦していただけに、リーグ戦での巻き返しが期待される。先発は阪神が岩田、巨人は東野。巨人は1番坂本で3番に阿部、5番に長野が入り、小笠原は6番に下がった。阪神は金本が7番で先発。

 初回、巨人は2番亀井が左前打で出塁したものの、無得点。一方の阪神は1死から平野が中前打で出塁。続く鳥谷の当たりは遊撃への内野安打となり、坂本の悪送球で平野は三塁へ。一、三塁とした後、新井貴は四球を選び満塁。そして5番ブラゼルが右翼へ大きな当たり。本塁打を期待したスタンドは大歓声に包まれたが、右翼席には届かず亀井がキャッチ。それでも犠飛には十分で平野がホームを踏み阪神が先制した。6番関本も期待されたが遊撃へのライナー、初回は1点で終わった。

 2回、巨人は2死から小笠原が右前打で出たが、後続なく無得点。その裏、阪神は先頭の金本が右前打で出塁。藤井彰一邪飛に倒れた後、岩田が送って2死二塁。一番マートンは左前に運び、金本が三塁を回ってホームイン。阪神が2点目を挙げた。

 3回、巨人も黙っていなかった。2死無走者から坂本が左中間二塁打を放つ。亀井が左前打を放ち、坂本が一気に還ってまず1点。さらに阿部も中前打で続き一、二塁。そしてラミレスが右前に運んで亀井が還り同点に追いついた。その裏、阪神は3者凡退。

 4回、巨人は3者凡退。阪神は1死から金本が内野安打で出塁。2死後、岩田は三塁ゴロと思われたが、ライアルがトンネル。球は点々としチェンジのはずがニ、三塁の大きなチャンスだ。ここでマートンが右中間に二塁打を放ち、一気に2人を迎え入れ2点を勝ち越した。

 5回はともに無得点。巨人の投手は西村。阪神は2死からブラゼル、関本の連打が出たが、後続が断たれた。

 6回もともに無得点。7回もともに3者凡退に終わった。

 8回、阪神の投手は小林宏。巨人は先頭坂本が中前打で出たが、亀井左飛、阿部三振、ラミレス二ゴロで無得点。その裏、阪神は3者凡退に終わってさあ9回。藤川が登場だ。

 藤川は長野中飛、小笠原は二ゴロ、代打高橋由空振り三振に斬って取り試合終了。2点差で阪神が逃げ切った。逆に巨人は不調を引きずったままだった。

 お立ち台は3打点のマートン。「大きな1勝だと思う。これからもこの状態でやっていきたい」と話したが、日本語でのあいさつをリクエストされ「マタアシタ!アリガトウゴザイマス!」と答え、大観衆から盛んな拍手を受けていた。

おすすめテーマ

2011年06月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム