米メディア 「大谷翔平は腰の張り」代打理由を次々報道 昨年は9月に右脇腹の張りでシーズン終了

2024年05月12日 13:12

野球

米メディア 「大谷翔平は腰の張り」代打理由を次々報道 昨年は9月に右脇腹の張りでシーズン終了
<パドレス・ドジャース>腰を押さえながら、スミスコーチ(右)と話をするドジャース・大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース5―0パドレス ( 2024年5月11日    サンディエゴ )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が11日(日本時間12日)、敵地でのパドレス戦に「2番・DH」で先発出場。ペトコパーク開場25年目で最多となる4万6701人の大部分を占める敵地ファンから毎打席大ブーイングを受ける中、3打数無安打、1四球で2戦ぶりに無安打に終わった。5―0の9回の打席は今季2度目の代打を送られて途中交代し、チームはそのまま逃げ切り、前夜サヨナラ負けの嫌な流れを断ち切った。
 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷に9回に代打を送った理由について「腰が張っているという話だった。だから9回は無理をさせなかった。明日どうなっているかだ。多分、明日は休みを与える。その方に傾いている。変更する可能性はあるが、多分休みを与える」と説明した。ダルビッシュが先発予定の12日(同13日)の試合はを取って欠場させることが濃厚となった。

 指揮官はさらに「張りがあって5点差だから無理をさせることはないと代えた。何かが起きたのは6回か7回かな。(懸念は)最小限のものだ。トレーナーと話した感じではね。現時点では最小限。用心で下げた」と説明した。球団広報によると、腰の張りを訴えているという。

 大谷は昨年8月に右肘靭帯損傷が判明し、残り試合での登板を回避することが決定。9月4日の試合前練習で右脇腹を痛め、打者としてもその後の試合を欠場した。同16日に「右脇腹の張り」で15日間の負傷者リスト入りし、シーズンを終えた。

 スポーツ専門局「スポーツネットLA」のリポーターでドジャース担当を務めるキルステン・ワトソンさんは自身のXで試合後の指揮官のコメントを速報。「大谷翔平は腰の張りを感じていたため、試合終盤にキケ・ヘルナンデスが代打で出場したと語った。懸念レベルは低いが、明日は休ませる可能性が高いと付け加えた」と投稿した。地元メディア「ドジャース・ネーション」は「明日のドジャース対パドレス戦のラインナップに入らない可能性が高い。翔平が無事で、すぐに戻ってくることを願っています!」と早期復帰を願った。その他、米メディアのドジャース担当も次々に大谷の状況を自身のXに投稿した。 

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