巨人・坂本勇人 母の日に天国の母へ捧げる通算2351安打「感謝の気持ちはいろいろあります」

2024年05月12日 21:47

野球

巨人・坂本勇人 母の日に天国の母へ捧げる通算2351安打「感謝の気持ちはいろいろあります」
<ヤ・巨>6回、安打を放つ坂本(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―3ヤクルト ( 2024年5月12日    神宮 )】 巨人の坂本勇人内野手(35)が12日のヤクルト戦(神宮)で6回に右前打を放ち、自身の現役最多記録を更新する通算2351安打目をマーク。“打撃の神様”と呼ばれたレジェンド、川上哲治(巨人)のNPB歴代13位記録に並んだ。
 これで、NPB史上唯一3度の3冠王に輝いた落合博満(日本ハム)の通算2371安打まで「あと20」。“ミスタープロ野球”長嶋茂雄(巨人)の通算2471安打までは「あと120」となっている。

 坂本は「5番・三塁」に入り、5試合連続で先発出場。6回の第3打席で相手先発右腕・サイスニードの2球目カットボールを右前打とした。0―0のまま迎えたこの回、2死から主砲・岡本和真内野手(27)が2戦連発3本目となる先制の8号ソロ。目の前でそれを見届け、すぐさま続いた。3試合連続無安打だった坂本にとっては、これが4試合16打席ぶりの安打となる。

 この日は「母の日」仕様で、ほかの選手たちと同様にバットなどの野球道具をピンクでそろえた坂本。最愛の母・輝美さんは坂本がプロ1年目だった2007年6月に47歳の若さで他界しているが、天国の母に捧げる2351安打目だった。

 チームは1―3で逆転負けを喫したこともあって、レジェンドに並んだことについて「もうちょい打てるように頑張ります」と控えめなコメント。

 「母の日」についての質問にも「それはね、感謝の気持ちはいろいろありますけど、もう少し打っていればね、楽な展開になっている試合が何試合かありましたし、通算の何本とかは何も考えていないので、もっと状態を上げて貢献できるようにしたいです」と静かに話していた。

 【NPB通算安打ランキング】
1位 張本 勲(ロッテ) 3085
2位 野村 克也(西武) 2901
3位 王 貞治(巨人) 2786
4位 門田 博光(ダイエー) 2566
5位 衣笠 祥雄(広島) 2543
5位 福本 豊(阪急) 2543
7位 金本 知憲(阪神) 2539
8位 立浪 和義(中日) 2480
9位 長嶋 茂雄(巨人) 2471
10位 土井 正博(西武) 2452
11位 石井 琢朗(広島) 2432
12位 落合 博満(日本ハム) 2371
13位 川上 哲治(巨人) 2351
13位 坂本 勇人(巨人) 2351
15位 山本 浩二(広島) 2339
※所属は最終、現役は坂本のみ

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